うさぎの寿命はどれぐらい?老化のサインや健康維持の方法をご紹介

うさぎの寿命はどれぐらい?老化のサインや健康維持の方法をご紹介

うさぎは犬のように吠えることもなく、おとなしい動物であるため、ペットとして飼いやすいとされています。見た目も可愛いので、飼ってみたいという人も多いでしょう。しかしうさぎの寿命はどれぐらいなのか気になるでしょう。またペットとして飼うなら、健康で長生きしてほしいものです。ここではうさぎの平均寿命とともに、老化のサインや健康維持の方法をご紹介しましょう。

うさぎの寿命

うさぎの寿命は飼育環境によって異なる場合があるものの、一般的には5〜8年程度です。ただし適切なケアや健康管理が行われれば、それ以上が延びることもあります。

種類によって寿命が異なる

うさぎは種類によって平均寿命は異なります。寿命が長い種類としてはサテンアンゴラやフレンチアンゴラ、ミニレッキス、日本アンゴラなどがあげられるでしょう。これらの種類は、どれも平均寿命が10年以上です。ただし近年はフードや医療の進歩により、ペットとして飼われるうさぎの平均寿命が延びています。これらの種類でなくても、10年以上生きることもあるのです。

うさぎと人間の年齢の対比

うさぎは寿命が8年ほどと短いため、人間と比較すると同じ365日でも、年を取る速度が異なります。うさぎは生後半年ほどで、人間に換算すると13歳ぐらいにまで成長します。1歳になると、人間の年齢では20歳ぐらいとなり、そこから1年ごとに6歳ずつ年をとっていく計算となるのです。1歳から3歳までが青年期、4歳から6歳までが中年期、7歳以上は高齢期です。

寿命よりも健康寿命が大事

飼い主なら当然ペットの寿命を延ばしたいものでしょう。しかし寿命よりも、健康寿命が大切です。健康に長生きしてこそ、うさぎも幸せに暮らせます。そのためしっかりと健康管理をするのが、飼い主としての義務です。

うさぎの老化のサイン

うさぎが年を取ると、老化のサインがあらわれます。老化の兆候が見られたら、シニア用にフードを変えたり定期健診の回数を増やしたりと、体調を気づかってあげることが大事です。うさぎの老化のサインは、次の6つがあげられます。

運動能力の低下

老化すると、うさぎの運動能力が低下します。元気に走り回れなくなったり、ジャンプしたり飛び跳ねたりすることが難しくなるのです。

食欲の減退

年を取ると、うさぎの食欲が低下します。普段よりも食べる量が減少したり、好物を食べなくなったりする場合は、老化のサインと考えられます。そのまま何も食べず衰弱することもあるので、注意が必要です。

毛の変化

老化によって、うさぎの毛質や毛量に変化があらわれます。毛が薄くなったり、つややボリュームが失われたりするのです。

歯の問題

老化によって、うさぎの歯に問題が生じることもあります。歯の摩耗や歯槽膿漏などが起こり、食事に支障をきたします。高齢期は、食事ができないのは死活問題です。

行動の変化

老化したうさぎは、元気や活発さが減少するケースもあります。ウサギは社交的な動物です。しかし活発さがなくなったり隠れる時間も増えたり、人に対する関心が薄れたりする場合もあります。

うさぎの寿命を延ばすには?

うさぎの寿命を延ばすには、健康的な食事やストレスなく過ごせる環境を用意してあげることが大切です。

適切な食事

適切な栄養バランスを保つために、うさぎには高品質の飼料・新鮮な野菜、水を提供しましょう。飼料はうさぎの年齢や、健康状態に合わせたものを選ぶことが重要です。

適切な住環境

うさぎは広いスペースを必要とし、環境の豊かさが必要です。ケージは広くて清潔な状態を保ち、うさぎが自由に動き回れるようにしましょう。

適切な運動

適度な運動はうさぎの健康にとって重要です。うさぎが十分に運動できるよう、安全なスペースを提供しましょう。ただし外に放し飼いにする場合は、捕食者や有毒な植物に注意してください。

ストレスの軽減

うさぎはストレスに敏感な動物です。静かな環境を提供するほか、名前を呼んでコミュニケーションを取りましょう。また他のうさぎや飼い主と交流して、ストレスを軽減しましょう。

正しく丁寧に扱う

うさぎを正しく丁寧に扱うことも大事です。うさぎは骨がもろく、間違った扱いや落下などがけがの原因となります。うさぎを抱くときは支えるように手を添え、慎重に扱ってください。

まとめ

うさぎの寿命は8年ほどと短いものの、健康管理をしっかり行うことで寿命を延ばせます。また老化のサインをしっかりキャッチして、年齢に合わせたケアをすることも大切です。社交的な動物なので話しかけたり一緒に遊んだりと、楽しい時間を共有することも重要になります。 ペットの病気や健康管理のことなら、江戸川区の「株式会社サクラベッツ」にお任せください。地域密着型の動物病院で犬や猫はもちろん、エキゾチックペットの診療にも対応しております。院長はうさぎに関する著書もあり、専門的な治療も行えるのです。ウサギに詳しい動物病院をお探しの方は、いつでもお気軽にご相談ください。

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